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コルトな哲学2回連続講座vol.2 1/2レポート

2020/01/20

日曜日はコルトな哲学2回連続講座の2回目前半でした。

子どもは年長から3年生までの7人

テーマは「ムーミン谷に火星人」を見て問いを出し、体を選ぶところまで

坂戸からナイスなお兄さん、平山さんも来てくれて大人は4人。

「ムーミン谷に火星人」なかなか面白くて、ムーミン自体トロールなのに火星人が来ると所長さんが捕まえなければと職務に忠実だったり、火星人がピカピカしてたり、瓶を被ってたり、不思議なマシンが登場して透明になったり小さくなったりしてしまう。

子どもたちはじーっと見ていた約20分。漫画を手放さない人やポジション争いの小競り合いもしつつ。

問を出そうとしたらゆるっとなってあんまり出ない…心の底で「失敗したかな〜?」という気持ちが起きる。その気持ちを押しやって大人がほとんど出した問いをボードに貼って問いを選ぼうと呼びかけると、子どもから問いが出てきたり…

多数決で問い決めをし始めると子どもたちは打ち合わせしたかのように子どもが出した問いを選びました。

「ムーミン谷は地球なのか?」

火星人関係なかったね〜ムーミンにとって致命的な問いだね〜笑

でも雑談の中で「所長さんはなぜ火星人を捕まえるの?」から「そもそもなぜ法律に縛られているの?」など面白い展開が生まれたり、

一見遊びに気持ちがいってしまって考えてなさそうに見えてそれぞれの中で何か考えてたりするんだなぁ

外からは見えないことばかり。大体大丈夫。一緒にやっていける。

いつもつい湧き上がってくる不安に、いつも丁寧に教えてくれる子どもたちだな。ありがたいな。

ちょいちょいジェンガをしたりお菓子食べたり、平山さんとも遊べてすごく楽しそうに盛り上がっていました。やっぱり母世代以外の人が入ってくれるってガラリと変わる!いろんな人といろんな関わりがあってその中で生きていくという事が当たり前になるといいな。