必要なこと
2018/08/16
子どもたちはずっと作ったり描いたりしていました。未就学女子4人。
互いに影響しあい、時に協同し、時に1人で、9時から5時まで。お昼休みとおやつの時以外ずっと。
混ぜたい、塗りたい、履いてみたい、接着したい、こんな形にしたい、切りたい、ちぎって瓶に詰めたり、感触を確かめたい、移り変わる様を見つめていたい、
発泡スチロール、石、絵の具、テープ、木片、針金、ペッボトル、粘土、特別な素材も変わったモチーフもない。あるのは使って良い多少の素材と時間、基本的にやりたい事をサポートしようとする大人。
それだけでずっと考え、見つめ、描き、作る人々。
アトリエを長期休暇中は9時から18時半まで開くと決めた時、同じ人たちがずっと作り続けるとは思っていませんでした。3時間か4時間で大体の人が帰りたくなるかなと。外に行ったりしたくなるだろうと思っていました。
未就学児たちがまさかこんなに長い時間作り続けるとは…
そしてその光景が珍しいことではないと言うことに驚いています。そのパワー、集中力、発想力。
もしかしたら食事のように必要な事なのかもしれない。